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orangeness:橙色であること
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女王ゲルダのバックグラウンド



これは雪の女王の後日譚
            カイ        ゲルダ
雪の女王から愛する少年を取り返した少女は
大人になってカイに裏切られ捨てられました

絶望の中再び北極近い雪の城へたどりついた少女は
誰もいない広間、玉座の前に立ちます
城の中央の、凍った湖の広間
凍った湖面のしたの冷たい水の中には
裏切られた無数の真っ白な少女たちが
顔を上に目を見開いて無言で沈んでいました

裏切られた少女たちの思いを外套にまとい
少女たちの凍った涙を飾り付けた冠をかぶり
ゲルダは、新しい雪の女王になるのです



というわけで今作では
アンデルセンの雪の女王を踏まえて書いてみたのです。

曲を貰ってから締切りに合わせて1週末で書き上げました。
冬らしい感じです。
そして動画はほんとにステキにしあがってます。

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【初音ミク】 女王ゲルダ 【オリジナル】



作曲:Kouhei/K's Sound Project mylist/2855724
作詞:orange mylist/3434767
作画:縣 mylist/14323175
動画:せむ mylist/14864225


新曲です。
軽い解説とか次の記事で書こうかと思います。


「女王ゲルダ」

少女たちは
恋に盲いて
夜をひさいで
春を 待ちました

少年たち
約束の日を
暖炉 投げ捨て 笑った

導べのランプを
掲げ持つ
荒れた手に 降り積む雪に
祈り 捧げても
溶けゆく 恋ならば
胸に 鏡の トゲ刺し
止めた鼓動凍るよ



雪の城 風の窓 
燃える 極光
影より長い
闇を落していくの

ひび割れた 湖に
ひとり 立ちつくす
涙は こぼれない 



少女たちは
膝を抱えて
窓のない部屋
朝を 待ちました

少年たち
冷たい言葉
残し南に飛び去る

凍った涙の
冠を
手に取れば 聴こえる声は
裏切られた恋
傷つき 閉じ込めた
凍てつく湖沈んだ
骸たちが叫ぶよ



氷柱ふる 剣もて
驕り 貫き
氷の笑みを
瞳焼き付けましょう

抱きしめて あげましょう
霜の寝台に
包まれ
眠ればいい


見下ろせば 透き通る
湖の底
溺れているの
哀れな少女たちが

忘れられ それなのに
憎む ことさえも
できずに


見開いた瞳の中
遺る言葉が
わたしの中で
雪崩込んで狂うの


吹雪舞う 奧津城の
高き御座に
頬杖の 影を投げる


(読み方)
しょうじょたちは
こいにめしいて
よるをひさいで
はるを まちました

しょうねんたち
やくそくのひを
だんろ なげすて わらった

しるべのランプを
かかげもつ
あれたてに ふりつむゆきに
いのり ささげても 
とけゆく こいならば
むねに かがみの とげさし
とめたこどうこおるよ



ゆきのしろ かぜのまど
もえる オーロラ
かげよりながい
やみをおとしていくの

ひびわれた みずうみに
ひとり たちつくす
なみだは こぼれない



しょうじょたちは
ひざをかかえて
まどのないへや
あさをまちました

しょうねんたち
つめたいことば
のこしみなみにとびさる

こおったなみだの
かんむりを
てにとれば きこえるこえは
うらぎられたこい
きずつき とじこめた
いてつく みずうみしずんだ
むくろたちがさけぶよ



つららふる つるぎもて
おごり つらぬき
こおりのえみを
ひとみやきつけましょう

だきしめて あげましょう
しもの しんだいに
つつまれ
ねむればいい


みおろせば すきとおる
みずうみのそこ
おぼれているの
あわれなしょうじょたちが

わすれられ それなのに
にくむ ことさえも
できずに


みひらいた ひとみのなか
のこる ことばが
わたしのなかで
なだれこんでくるうの


ふぶきまう おくつきの
たかきみくらに
ほおづえの かげを なげる

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新曲公開予告12/27「女王ゲルダ」&アウトオブエデン20万再生



タイトルは女王ゲルダ。
雪の女王のお話を踏まえた歌、きっと10年後の物語。

公開予定は月曜日、公開されたらまた記事をポストします。

少女たちは
恋に盲いて
夜をひさいで
春を 待ちました

少年たち
約束の日を
暖炉 投げ捨て 笑った


作曲Kouhei/K's Sound Project
作詞:orange
作画:縣
動画:せむ


そしてさきほど、Kouheiさんとのコラボ第1弾、アウトオブエデンが20万再生を達成しました!
めでたい話です。
うれしい。

記念に広告も入れてみました。


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「たとえば、ここで。」週刊VOCALOIDランキング #165 27位でした


感謝です嬉しかったので記事にします。




この歌は、最初メロディとセットで歌詞思いついてからしばらくはどうしようかなと思ってたんですが、
いつだっけ半年くらいまえのボーマスで、扇町月歌さんに聞かせて、その後ちゃんと歌ってもらったんですよね。
それでできてきた中間音源(ボーカルのみ)をタイスケさんに聞いてもらって、(たしかそんな順番?)
テクノポップなアレンジのオケができてきたのは結構すぐでしたすごいジェバンニ。
あれはまだ6月か7月だったような気がする。
そこからが長かった。
イラストを秋赤音さんに依頼したのは確か8月くらいで、
初音ミクじゃなくオリジナルの人物のイラストで、ということで進みました。
イラストを受け取ったのは9月末か10月くらい。
そこからせむくんに音源と画像のデータを渡して
以前せむくんがつくっていた、ローリンガールの動画のような、キネティックタイポな動画をお願いしたいということで進みました。
完成は11月19日20くらいだっけ。
その作業の間も、タイスケさんはMIXを詰めていて、あと、終りと出だしに時報入れてみようかなと思いついて実行してみました。
歌ってみた版は早めに音源が出来ていて、というかこの音源が元祖に当たるんですが、月歌さんがアレンジしたコーラスが入ってるラスサビ以降とかすごい気持ちいい。
Tight、Diveで左右に音ふってるのは、harunacutePのアイデアです。そっとまざってます。彼の手がけた音源がそのうちお披露目されるかもです。

それぞれのメンバーがそれぞれに考えてできあがっている動画なので、なんか、コラボ!って感じでした。
この形でのコラボ、今後も続けていきたいなあと思っていますかしこ

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取材記事が載りました 歌謡曲ゲッカヨ2010-2011年12・1月号


記事は88ページに。
ゲッカヨさんとのコラボ プロジェクトGの流れで、私の作詞のやり方というテーマで、取材を受けました。

曲先で時間に余裕がある時にはどんなふうにやるか、という感じで、この曲の歌詞の制作過程を念頭に楽しく喋らせてもらいました。
この曲はなんというかサザン風スタンダードJPOPバラードって印象を受けたので、そういう言葉を選びながら書いてます。桑田さんになりきって歌うとすごくハマるはず。

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